2003年9月16日に名古屋で起こった平成最悪の立てこもり事件が起こり、日本中を震撼させました。
そして本日2019年12月9日に「日本を変えた!あの重大事件の新事実~衝撃事件の現場に知られざるヒーローがいた~」で取り上げられます。
16年たった今、事故現場「大曽根第一生命ビル4階」はどうなっているのでしょうか。
事故現場の大曽根第一生命ビル4階の今・現在
よければ最後までご覧ください。
【名古屋の立てこもり】大曽根第一生命ビル4階で起こった平成最悪の事件とは?
平成最悪と言われる名古屋の立てこもり爆破事件は、2003年9月16日に起こりました。
事件の現場は大曽根第一生命ビル4階。
犯人の別府昇氏は店内に大量のガソリンをまいて、支店長を含む8人の人質に立てこもりました。

出典:https://www.youtube.com
別府昇氏は、「軽急便名古屋支店名古屋営業事務所センター」の事務所が構えられていた4階で、人質をとり未納の分の給料の支払いを本社に求めていたのです。
その額はなんと21万円。
この運動会社の契約ドライバーだった別府昇氏の3ヶ月分の給料だったようです。
最悪の立てこもり事件とは逆に、要求する額はわずか21万ということに驚きとともに、「未納の給料3ヶ月分」ということに驚愕させれられます。
犯人を擁護するわけではありませんが、給料を払わなかった会社にも原因があったのではということも疑問に思います。
そして事件のあった午後1時に未払いの給料21万円が振込まれると、犯人は人質を”支店長を除いて’’解放しました。

出典:https://www.youtube.com
支店長が解放されていないことに気づいた交渉人・小西靖幸氏が、事件現場の4階に向かったその瞬間に大爆発が起こりました。
この爆発により、別府昇氏と支店長、捜査員の合計3人が亡くなっています。
また消防隊や警察官、通行人合わせて41人が重軽傷を負う悲惨な事件となりました。
当時報じられていたニュースがこちら。
部屋に向かった小西氏は肺熱傷や気道熱傷など、3日間を意識不明の状態で生死の界をさまよっています。
そしてこの事件を機に、立てこもり事件専門の対策チーム「Aチーム」が創設されることになりました。
そんな悲惨な事件を起こした事故現場である「大曽根第一生命ビルの4階」はどうなっているのでしょうか。
大曽根第一生命ビル(4階)の現在は?16年たった今はどうなってる?
現在は事件現場に構えられていた軽急便も2003年の12月で、本社の事務所を移転しています。
2019年現在、この事件があった場所にはUR都市機構の「大曽根住まいセンター」事務所が構えられているようです。
住所:名古屋市東区矢田1-3-33 名古屋大曽根第一生命ビル4階
この場所ですね。

出典:Googleマップ

出典:https://www.ur-net.go.jp
住所もしっかりと「大曽根第一生命ビル4階」まで記載されているので間違いないでしょう。
とはいえ、今は完全に事件の痕跡は残っていないので、事件があったかどうかは知らない人も多くいそうですね。
コメントを残す