ストン(吸うカフェイン)は安全or危険?成分や副流煙など周りの影響は大丈夫なの?

カフェインを蒸気化して吸うカフェインとして、電子機器「ストン(ston)」がBREATHERから発売されました。

今までと違ったストンの肺からのカフェイン摂取の方法に関して、安全性の面で危険はないのでしょうか?

また成分や副流煙の影響は大丈夫なのでしょうか?

ストン(ston)の吸うカフェインは安全or危険?

 

現在発売されてるストン(ston)に関して、販売元からはこうコメントされています。

安全性にはとくに配慮した。stonの蒸気に含まれる物質を分析し、すべて基準値を下回ることを確認。

カフェインの摂取量についても、先進国で最も厳しいといわれる英国食品基準庁(FSA)の基準を用いて検証した。

引用:https://www.itmedia.co.jp

国際的な厳しい審査を通ったということで、世界的にも安全性において認められた商品ということでなのでしょう。

ただそうはいっても、摂取方法によるリスクは考えないといけないかもしれません。

ストン(ston)のカフェインを肺から吸収はちょっと怖い?

ストンの売りは「吸うカフェイン」による「即効性」にあると思います。

コーヒーやレッドブルなどカフェインを摂っていたという方も多いと思いますが、経口摂取の場合と肺からの吸収の流れは異なります。

口からの摂取の場合だと胃→小腸→大腸の順で吸収していきますが、カフェインは他の薬品と比べて経口摂取でも吸収効率がかなり良いようです。

というかほぼ100%吸収するようです。

経口摂取したカフェインは、ほぼ100%吸収されます。

一般的な中毒量は1000~3000mg、致死量は5000~5万mgです。血中濃度では、中毒濃度が25μg/kg以上、致死濃度が80-100μg/kg以上とされています。

コンビニのコーヒーMサイズであれば1日10~30杯で成人の中毒量、50~500杯で致死量に相当する計算ですから、コーヒーの摂取のみであれば、普通は中毒も死亡もしません。

引用:研修最前線 自治医科大学附属さいたま医療センター「総合回診」 Vol.31_2

 

一方で肺からの吸収はというと、気道から入り毛細血管の発達した鼻粘膜や肺胞からすぐに吸収が始まります。

肺にある肺胞というところは、球体上になっていて、その球体の内側とカフェインの含まれた蒸気とが触れる表面積が大きくなっているので、吸収もものすごく早く行われます。

肺からのカフェイン吸収は肝臓による分解作用をスルーする?

そして肺からのカフェイン摂取と経口摂取とで大きく異なるのが、「肝臓の分解・解毒作用」を受けないこと。

腸から吸収された物質は最初に肝臓へ移行し、代謝された後に血液中へと移動します。

薬も同様であり、腸から吸収された薬物はまず肝臓へ移動し、代謝されます。

このように吸収された薬が最初に肝臓を通り、代謝を受けることを初回通過効果といいます。

引用:https://kusuri-jouhou.com/nyuumon/shokai.html

この肝臓での「初回通過効果」を、肺から吸収した場合には受けないので、カフェインが分解されることなく血液中に溶けてしまうわけですね。

そして直接カフェインが「脳」に作用してしまうということが、ストンの売りの「即効性」のメカニズムだと考えられます。

もちろんその点も考慮して、カフェインの濃度はかなり薄められてはいるようです。

「カフェインは、経口摂取の場合で(最も基準の厳しい)妊娠した女性は1日200ミリグラム以下とされています。接種法の違いを考慮しても、stonでこの量に達するには1日に1000回も吸引することになります」。

引用:https://www.itmedia.co.jp

 

そこを加味して「英国食品基準庁」の審査を通っているので安全なのかもしれませんが、肝臓を経由せずに直接脳にカフェインが届くというリスクは自己責任で考えなければいけないですね。

ストン(ston)成分や副流煙など周りの影響は大丈夫なの?

この副流煙に関しては、口に加えて吸っており肺で吸収されることやカフェインの吸収率の高さを考えれば、周りの人に対するリスクは低いのかなと考えています。

またタバコとは異なり、火をつけて燃やしているわけではなく、低温加熱で蒸気を発生させているので、周りへの影響の可能性は低いのではないでしょうか。

とはいえ、タバコでもそうですが、心配であれば人がいないところで摂取するのがいいですね。

1 個のコメント

  • アメリカでは、最近、電子タバコによる肺障害で40人以上が死亡しており、州や都市によっては禁止されており、CDCも使用しないように警告を出しています。肺障害の原因は不明ですが、この病気の原因が明らかになるまでは吸引薬物は使わない方がよいでしょう。命あってのものだねといいますから。

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