11月10日に天皇皇后両陛下のご即位をお披露目する天皇パレードが行われます!
そしてそのパレードで両陛下がご乗車する車・センチュリーロワイヤルにはナンバープレートが見当たらないことが気になりますね。
今回はセンチュリーのナンバープレートについて、黒いプレートの菊の紋章や「皇10」の意味についてご紹介します!
目次
センチュリーロワイヤル(天皇陛下の車)にはナンバープレートが無い?
通常の車のナンバープレートがある位置に、陛下の御料車であるセンチュリーロワイヤルには黒いプレートと菊の御紋が見られます。
実は天皇陛下がご乗車するセンチュリーのナンバープレートは「皇10」という部分なんです!

出典:Twitter.com
御料車(センチュリーロイヤル)のナンバープレートは皇室用ナンバープレートなのね知らんかった pic.twitter.com/euLCYhVfDw
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しかも、皇室用のナンバープレートとして道路運送車両法という法律でも定められているものなんですね。

出典:http://www.yk2.jp/info
願わくば、恐れ多いですがこんなナンバープレートが欲しいと思ってしまいます。笑
そして黒いプレートの菊の御紋は「菊花紋章(きくかもんしょう)」といって天皇家のご紋章なんですね。
ちなみにナンバープレートが「皇10」とわかったところで、意味はなんだろうと気になりますよね。
センチュリーロワイヤル(天皇陛下の御料車)のナンバープレートの丸い【皇10】の意味は?
「皇」が皇室を表しているのは想像できますが、「10」がつく意味はなぜかというというと・・・・
「特別な意味はありません」
というのが、宮内庁報道室からのコメントとして出ています。
ズコーッ、、とこけてしまいそうな拍子抜けするものでした。笑
どうやら1から順につけているので、深い意味がないといったようですね。
一方で、宮内庁の元職員は異なる主張をしていたようです。
「皇ナンバーの車両は10台。皇1は国会開会式や、8月15日に行う戦没者追悼式などの公式行事に赴かれる際に使う御料車のナンバーで、皇2は霊柩車、4は欠番、皇10はオープンカーです。
平成の即位の礼、その後に行われた当時の皇太子さまと雅子さまのご成婚パレードに使われたロールスロイスのオープンカーが、昨年廃車になりました。
その関係で今回のオープンカーに皇10が引き継がれたわけです。他のナンバーは、主に国賓の送迎車に付けられています」
引用:https://www.dailyshincho.jp/
上皇さまと雅子さまの御料車が廃車になったため引き継がれたというわけですね。
またそれぞれの番号の意味をまとめると、
皇2:寝台車(霊柩車)
皇3、皇5:国王や皇太子などの国賓送迎用。防弾性能が強化。
皇4:欠番
となっているみたいで、おそらく「皇4」は縁起が良くない数字だから使ってはないのでしょうか。
皇6〜9はどこにいってしまったのだろうかという疑問も湧いてくるところですが・・・
極秘の番号なのか存在していないのか、色々考えてしまうところですね。
センチュリーの値段はいくら?
ちなみにこのセンチュリーの価格もすごいことになっているんですよね。
それぞれ見ていくと・・・
皇2:寝台車(霊柩車) 公表なし
皇3、皇5:国王や皇太子などの国賓送迎用。防弾性能が強化。 9450万円
皇4:欠番
皇10:オープンカー 推定価格8000万円
家が買えてしまう価格!
天皇がご乗車するわけななので、カスタマイズや仕様変更も加えてこれくらいは当然かもしれませんね。
ちなみにベースとなっているトヨタセンチュリーは約2000万円ほどで、本体価格よりも陛下仕様にするカスタマイズの方が高いんです。
内装を毛織物を使用したり、各部位を最高級の素材で装飾されており、当然ながら陛下仕様のセンチュリーは一般には販売されておらず、皇室専用としてのみ作られた車両となっています。
【まとめ】センチュリー(天皇の車)のナンバープレートがない?菊の紋章や皇10の数字の意味
天皇陛下の御料車・センチュリーのナンバープレートはないのではなく、一般車とは異なり「皇10」の丸い部分がナンバープレートになっていました。
また「皇10」というのは先代の御料車から引き継いでいるものだったわけですね。
なかなかお披露目されないナンバープレートだと思うので、見つけることができた方はきっとご縁があるに違いないでしょうね♪
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