今回は餅は消化にいいか悪いかについて調査してみました!お正月シーズンになると、スーパーやコンビニなどでも餅がたくさん売られるようになりますよね。
柔らかくて食べやすく、お雑煮・おしるこなどレパートリーの幅もあるので活躍させている人も多いのではないでしょうか?
何気なく食べている餅ですが、消化はいいのか悪いのか?身体にとってのメリットはどんな事があるのかは意外と知らない人も多いハズ‥
間違った知識のまま食べすぎてしまわないように、餅の栄養などについても詳しくご紹介していこうと思います♪
目次
餅は消化がいい?悪い?

腹持ちも良いとされているので、消化には悪いのではないか?と思いがちな餅ですが、意外にも消化は良いとされています。
その原因として、
・でんぷんの作用
・加工の仕方
に消化を早める理由が隠されているようです。食べすぎはもちろん良くないですが、消化が良いのであれば無理して避ける必要もなく、腹持ちも良いので重宝しそうですね!
餅が消化にいい理由その1:でんぷん
まずはでんぷんの作用による理由です。
餅はもち米で出来ていますが、その70%はアミロペクチンというでんぷんで構成されており、でんぷんは消化の早い非常にいい存在であると言えます。
しかし、でんぷんには水や熱が加わり柔らかい状態のαでんぷんと生のでんぷんで固いβでんぷんという2種類に分かれており、餅が冷めてβでんぷんに変化してしまうと消化が悪くなってしまいます。
そのため、温かい餅の場合は消化がいいですが冷めてしまうと消化が悪くなってしまうので注意してくださいね!
餅が消化にいい理由その2:加工の仕方
お次は加工の仕方からの理由です。先ほど温かい餅であれば消化が良いとご紹介しましたが、そもそも加工している時にもモチ米が蒸らされ、潰して加工されている事も消化を早くしている要因と言えます。
温めて蒸され、αでんぷんになっている状態で固形の米から潰されているので離乳食の様な役割になっているのが餅です。
その後固めているので、食べ応えはありますが元々は潰されている状態なので消化も早くなっているのですね。
餅を食べるメリットは?

消化の良い食べ物なので安心できる餅ですが、餅を食べるその他のメリットにはどんな事があるのでしょうか?
消化の良さ、腹持ちの良さに加えて
・栄養の高さ
・身体を温める作用
の2点を詳しくご紹介していこうと思います。
餅を食べるメリットその1:栄養が高い
餅の原料は米なので、もちろん栄養がたくさん入っています。身体を作り、活動に欠かせない炭水化物、タンパク質、脂質を始め皮膚や粘膜を保護するビタミンB1や老廃物の排出を手伝っているカリウムなど、健康には欠かせない栄養素が入っている為餅だけでも十分に栄養が摂れることになります。
更に、きな粉や根菜などとの相性も良いので、より手軽に色々な栄養素を摂れることも餅のありがたい部分でありますね♪
餅を食べるメリットその2:身体を温める
お次は意外と知られていない身体を温める作用が米や小麦よりも高いと言う点です。冬によく食べる事になりますが、身体は冷え切っていますよね。
噛み応えがあるので腹持ちも良く、代謝を上げてくれる働きがあるので炭水化物ではありまずがダイエット中でも手軽に食べられることとしてオススメの食品でもあります。
代謝を上げてくれる単体の餅だけではなく、温かいお雑煮にしても更に効果は期待できそうですね♪
餅と他の食べ物の消化時間やカロリーと栄養の違いは?

色々なメリットがあり、一見カロリーも高くあまり健康に良さそうではない餅でしたが見方が変わったのではないでしょうか?
餅のカロリーは50g(角餅1つ)で120kcalと単体で見ると多いのではないかと思いがちですが、他の食材と比べてのカロリー・栄養・消化時間の違いをここではご紹介していこうと思います。
健康にいい食べ物はどれなのか、知っておくと便利かもしれませんよ!
餅とパンの消化時間やカロリーと栄養の違い

まずはパンと餅との違いです。
パンに含まれている精製された小麦や砂糖・バターは餅よりも消化が早くなっています。しかし、餅と違って腹持ちは良くなくすぐにお腹が減ってしまい、持続性はありません。
お次にカロリーですが、餅100gのカロリーが240kcalに対しパン100gのカロリーは264kcalと、さほど差は無いように感じます。
しかし、この数字はあくまでも食パンに何もつけない状態の物で、菓子パンなどに関しては100g500kcalを超える物もあります。
更に、栄養の面でも砂糖やバターを使用している分余計な糖質・脂質を摂っている事になるので生活習慣病の原因にもなりかねません。
餅とご飯の消化時間やカロリーと栄養の違い

お次は餅とご飯の違いについてです。
原料が米と同じなので、消化時間は胃に入ってから1~2時間半とほぼ同じもしくは餅の方が少し早いくらいとあまり大差はないようです。
しかし、腹持ちの面では炭水化物の量が餅の方が多いので腹持ちが良くなっているようです。
カロリー面では、餅100g240kcalに対しご飯は100g168kcalとこの中では低カロリーの部類に入ります。
しかし、餅1個とご飯1膳を比較したときはグラム数が違うので餅1個の方が当然カロリーは低くなります。もし、小腹がすいた時に餅1個を食べる事や、ご飯1膳はいらないから餅が良い場合には同じカロリーに持っていくことが出来るのでカロリーオーバーにならずに済む事になりますね。
餅は消化にいいか悪いかに関する世間の反応
最後に、餅は消化に良いか悪いかに関しての世間の反応もご紹介していこうと思います。
やはり餅は消化が早い
— 千天 (@sentensnow39) 2018年12月16日
ちゃとくんと寝ます
猫と寝るの最高‼️
晩ご飯が消化の良いものだったので胃痛がしない🍀
餅は最高😋— みまこ (@pankosensei16s1) 2018年12月15日
鼻炎などがひどいけどお餅を食べたい方は大根と一緒に食べましょうね。
大根はジアスターゼという消化酵素がたくさん含まれているので餅の消化が良くなります。
お雑煮の大根、大根おろし餅、タクアンなどを一緒に食べましょう。
あと、餅も大根もよ〜く噛んで食べましょうね。 pic.twitter.com/bi2H4aAqfk
— 早川コータ ・さわたや薬局(山梨の漢方と健康相談) (@sawatayaph) 2018年12月13日
年末の暴飲暴食などで胃腸が疲れている時に更にダメージを与えないように、消化にいい食べ物をお正月は食べるのがベストですよね。
大根おろしと一緒に食べると更に消化に良かったりするそうなので、食べすぎず、優しい物を選んで来年も頑張れるようにしたい所です♪
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