「翼をさずける」のキャッチコピーでお馴染みのレッドブル。
コンビニなど見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
レッドブルは1987年にオーストリアで生まれたエナジードリンクで
リポビタンDなどの栄養ドリンクとは違い一般的には清涼飲料水に分類される飲み物です。
疲労回復の効果としては栄養ドリンクよりも低いですが
171もの国と地域で販売され、世界で累計620億缶以上売られていると言われるほどですから非常に人気の高い商品ですよね。
今回はそんなレッドブルの効果について調べてみました!
目次
レッドブルの効果時間(効く長さ)はどれくらい?

効果時間については個人差がありますが摂取後約30分後~4時間くらい続き完全に効果がなくなるまでは5~7時間くらいとされているそうです。
レッドブルの成分を見てみると、主にカフェイン、アルギニン、ビタミンB群、砂糖類、アルプスの水などによって作られています。
カフェインはコーヒーやお茶にも含まれる成分で眠気を覚ます効果や集中力を高める効果があります。
眠気覚ましにコーヒーを飲む方も少なくないですよね。
アルギニンは成長ホルモンの分泌を促す効果や疲れを取れやすくする効果がありさらにカフェインの吸収効率を高める働きがあるそうです。
レッドブルを飲むと気分がスッキリすると言われるのはこのアルギニンの効果でしょう。
ビタミンB群はエネルギー代謝の促進や身体の調子を整えます。
これらの成分によって集中力の向上や疲労回復の効果が期待できるようですね。
レッドブルの効果的な飲み方は?時間で効き目は変わるか

先ほど効果時間についても説明しましたがカフェインの効果は摂取後30分後くらいから表れるため大事な会議や試験の30分前に飲むことで眠気が覚め、集中力が高まることが期待できます。
ですから、ここぞという時の30分前に飲むといいと思います。
また、飲む時間帯で効き目は変わるのか調べてみたところ食後30分以内は消化器官の動きが活発になり胃液が分泌され栄養が吸収されやすい状態になるためより効果が期待できるようです。
考えてみると、病院などで処方される薬は食後に飲むように言われることが多いですがそれにはこういった理由があるのかもしれませんね。
レッドブルの効果は眠気にも効くのか?眠眠打破と比較

レッドブルは眠気に効くと言われていますがそれはレッドブルに含まれるカフェインが関係しているのではないかと思います。
エナジードリンクのカフェイン含有量を比較してみると
レッドブルのカフェイン含有量は1本80mg
その他、眠眠打破は1本120mg、メガシャキは1本100mg
となっており、比べてみるとレッドブルに含まれるカフェインは他のエナジードリンクよりは少ないことが分かりました。
カフェインの量だけで考えると効き目としてはレッドブルの方が少し弱いですね。
しかし、だからと言って1日に何本も飲むことは絶対に止めてください!
カフェインは体重や体格によって基準は違ってきますが摂取しすぎると頭痛、嘔吐、下痢、不眠、不安など身体に様々な悪影響を及ぼすことがあります。
また、妊婦さんの場合は
胎児の発育を阻害する可能性もあると言われています。
カフェインはコーヒーの他にお茶やチョコレートなどにも含まれていますので、知らず知らずのうちにカフェインを摂取している可能性もあるので注意が必要ですね。
レッドブルのシュガーフリーでは効果がないのか
レッドブルにはシュガーフリーの物もありますが含まれる成分としてはほとんど変わりありません。
しかし、通常のレッドブルに糖類が含まれているのに対しシュガーフリーの物にはスクラロースやアセスルファムKという人工甘味料と呼ばれるものが含まれています。
人工甘味料は甘さを感じるだけで、成分そのものにはカロリーは含まれていないので血糖値の上昇は避けられますが糖類ではないので疲れを軽減したり集中力を高める効果は通常のレッドブルより低いでしょう。
レッドブルの効果は風邪やスポーツにも効く?

出典:ファウスト・アドベンチャラーズ・ギルド
風邪を引いた時やスポーツの前にレッドブルを飲むと良いという話を聞いたことがありますが果たして本当に効果はあるのでしょうか?
レッドブルを風邪を引いたときに飲むのは良いか?
レッドブルはあくまでエナジードリンクであり栄養ドリンクや薬とは違うのでレッドブルを飲んで風邪が治ることはないでしょう。
レッドブルに含まれるカフェインの覚醒作用によって風邪でボーっとしたり疲れている身体を一時的に元気にすることはできるかもしれませんがこのカフェインの影響で不眠になる可能性も考えられます。
風邪の時には十分な休息が必要ですからカフェインを含まないスポーツドリンクなどを飲み休むほうがいいと思います。
レッドブルをスポーツの前に飲むと効果は?
レッドブルに含まれる糖分は炭水化物と違って分解されてエネルギーに変わるのが非常に速いので短時間でエネルギーを補給することができるでしょう。
しかし、急激に血糖値を上げ、インスリンというホルモンを過剰に分泌させてしまう危険性もありますので注意が必要です。
また、レッドブルに含まれるカフェインは興奮作用や覚醒効果があるので、マラソンなどの持久性競技では集中力を高める効果や疲労を遅らせる効果が期待できるようです。
しかし、カフェインには利尿作用がありますので長時間に及ぶスポーツの場合途中でトイレに行きたくなることがあるかもしれません。
また、カフェインの取りすぎによる頭痛や心拍数の増加も考えられる為デメリットも考えた上で飲むようにした方がいいでしょう。
まとめ
レッドブルの効果と注意するべき点について調べてきましたがいずれにせよ、頼りすぎるのは良くないですが個人的には、ここぞというタイミングの手助けとして利用する分にはいいのかな?と感じました。
どんな食べ物や飲み物でも食べすぎ、飲みすぎは身体に毒です!
眠気が覚めない、力が出ないからと言って何本も飲むようなことは危険なので止めましょう。
メリットがあればデメリットもあるということをしっかりと理解した上で適切な量を飲むようにしてくださいね!
コメントを残す