全日空(ANA)が急ブレーキの理由はなんで?原因や状況と骨折したのはなぜかを検証

6日(水曜日)の午前9時10分ごろ、ベトナム・ホーチミンのタンソンニャット国際空港で、

成田行きの全日空834便(ボーイング767―300型)が滑走路へ向かう地上走行中に急ブレーキをかけ、

客室乗務員5人が転倒するなどしてけがをしていたことがわかりました。

乗客にけがはありませんでしたが、客室乗務員の一人が腰の骨を折る重症で、

国土交通省は航空事故に認定したといいます。

 

一体、滑走路の上で何が起きていたのでしょうか?

なぜ機長は急ブレーキをかけたのか。その原因や状況の真相を探っていきたいと思います。

全日空(ANA)が急ブレーキの理由はなんで?原因と理由も

国交相と全日空によると、機長が急ブレーキをかけた時に、

客室乗務員の五人は離陸前の最終点検中のため立った状態だったため、

急ブレーキによる客室乗務員の転倒も把握していたといいます。

 

しかし、業務には支障がないとの判断でそのまま離陸。

五人が病院へ向かったのは成田に着いてからで、一人は腰の骨を折る重症、

他の四人は捻挫などの軽傷を負ったということです。

そもそもなぜ、機長は急ブレーキをかけたのでしょうか?

全日空によると、会社の聞き取りに対し機長は

「誘導路を曲がろうとして減速した際、ブレーキが強くかかった」

と話しているそうで、入るはずの誘導路を間違えそうになり、

慌ててブレーキをかけてしまったようです。

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また、今後の詳しい事故調査については、

ベトナムの航空当局が判断することになっています。

タキシングの走行速度を超えてるのか

止むを得ず急ブレーキをかけたということは、

そのぐらいのスピードを出していたということなのでしょうか?

飛行機が離陸する寸前の滑走路でのスピードは、だいたい時速250kmにもなります。

今回の事故では“入るはずの滑走路を間違えそう”になったために急ブレーキをかけたとされているので、

滑走路に入る前の、誘導路を移動している時の速度制限の問題が浮かび上がって来ます。

空港で見たことのあるかたもいると思いますが、飛行機は、

駐車場から誘導路に向かうためにまずトーイングカーと呼ばれる特殊車両により牽引されます。

そして誘導路に着くと飛行機は自走で滑走路まで向かいます。

この、飛行機が自走する状態のことを“タキシング”といいます。

そしてこのタキシング中の速度制限は、時速37kmと決められています。

しかしこの事件では、特に速度についての発表は国交相からもされていなく、

滑走路の入り口を間違えそうになったための急ブレーキということなので、

速度違反の可能性はないと考えられます。

骨折したのはなぜか?状況と共に検証

機長が急ブレーキをかけた時、飛行機は滑走路に入る直前であり、

機内では客室乗務員が最終点検をしている状況でした。

 

客室乗務員の一人が腰の骨を折る重症ということでしたが、

どのようにして腰の骨を折ってしまったのでしょうか?

 

まず、最終点検というのは何をすることなのか説明します。

客室乗務員は、乗客が全員搭乗したあと、安全についての説明ビデオを上映。

上映後、離陸に際して乗客が全員確実にベルトを締めているか、

荷物はきちんと収納されているかを確認します。

いわゆる、離陸前のお客様の最終安全確認ですね。

飛行機に乗る際に見ると思いますが、客室乗務員は、

頭上の荷物収納がしっかりと固定されているか、

手を伸ばしながら確認するのを目にします。

 

もしこの時に急ブレーキがかかったら、椅子の角や、

床に思い切り腰を撃って骨折してしまってもおかしくはありません。

 

その時の現場の詳しい状況が発表されていないので正確な骨折時の状態はわかりませんが、

あの狭い通路で骨折を負うほどの重症でしたので、客室乗務員にとってはかなり辛い思いだったと考えられます。

全日空(ANA)が急ブレーキに対する世間の声

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