NTTの海賊版サイト(違法アップロード)のブロッキングはいつで対象サイトはどこまで?

2018年4月27日、NTTドコモの吉澤和弘社長が海賊版サイトの徹底的な

ブロッキングを開始する事を発表した事が話題になっています。

 

海賊版サイトとは、最近ニュースで話題になった『漫画村』等の

著作権を無視した違法アップロードサイトの事。

 

今回のNTTドコモの決定は、

『漫画村』を巡る一連の著作権侵害の騒動で、2018年4月13日に

政府が、「知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議」で、民間のISPに

海賊版サイトをブロッキングするよう促したことを踏まえての事だが、

NTTは政府に要請されたわけではなく、自社での決定を決断したとの事です。

 

これから海賊版サイトのブロッキングは確実に実行されていくわけですが、

ブロッキングの実施はいつで、対象サイトはどこまでになっていくのでしょうか。

NTTの海賊版サイト(違法アップロードサイト)のブロッキングはいつ?

今回、NTTドコモの社長が海賊版サイトのブロッキングを実施すると、

正式に発表したわけですが、実施日は正確には決まっていないようで、

実施日については、『準備ができ次第』という事。

政府による2018年4月13日の「知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議」の

結果を受けて、ブロッキングの決定をしたらしく準備をしていたわけでもないという事から、

これから準備する段階であるため、ブロッキングの実施はまだまだ時間がかかると思われます。

ブロッキングを実施するにあたっては、

  • どこまでのサイトを海賊版サイトとみなすか?
  • 海賊版サイトを探すための継続的なリサーチ体制
  • 憲法が定めた「通信の秘密」の改訂

等、様々な検討内容や体制を整える必要があるのが予想されるため、実現に至るまでは長い道のりが予想されます。

NTTの海賊版サイト(違法アップロードサイト)の対象サイトはどこまで?

今回、海賊版サイトの徹底的なブロッキングの決定を告知したNTTドコモですが、

ブロッキングされる海賊版サイトと認定されるサイトは一体どこまでになるのでしょうか?

現在、政府が名指ししている海賊版サイトとして名指しされているのは3サイト。

  • 漫画村
  • Anitube
  • MioMio

上記3サイトの内『漫画村』と『Anitube』は既に閲覧できない状態と

なっているが、『Anitube』で言えば、『AnitubeX』等と称する代替サイトが出現したりしている等、海賊版サイトの完全な取り締まりの難しさを感じます。

法律が整備され、このようなサイトの管理者は逮捕・実刑に処する事ができるようになればある程度は実現できそうですがそれも海外サイトという事で現実的には難しい事なのかもしれません。

また、上記3サイト以外にも対象となりえる違法アップロード動画が多く見られるサイトは多数存在しており、

有名な所では、

  • pandoraTV
  • dairymotion
  • youku
  • Veoh
  • youtube

等のサイトが存在します。

youtubeは違法アップロードを禁止している動画サイトであるのに関わらず、投稿者のモラルの低さと動画投稿時の事前チェックが無い事から違法アップロード動画が次から次に投稿され続けている状態でもあります。

この辺りも、違法に海賊版を投稿する投稿者に厳しい罰則を設けるなどの対策が無ければ難しいのに含め、

『ゲーム実況』等の一部では、著作権があるものを投稿する事で、著作権を保有する側の利益になる状況もある事から、

どこからが宣伝で、どこからが海賊版認定されるのか等の線引きも必要になってくるかと思われます。

 

実際にNTTがブロッキングを実施するとすれば、『漫画村』のように運営者側が意図的に海賊版をアップロードしているサイトに限られ、個人が投稿する動画サイトのブロッキングは実施される事は無いのではないかとも思われます。

 

また、ストリーミング再生以外の違法ダウンロードの環境では、

  • winny
  • bit torrent

等の、P2P及び、torrentサイト等も対象になるべく所になってくるのではないかと思われます。

ただこの上位2サイトも違法アップロードのために、作られた物ではないと言うことが前提のため、判定や対処は難しくなってきそうです。

NTTの海賊版サイト(違法アップロード)のブロッキングに対する世間の反応

今回の海賊版サイトのブロッキングの決定を受けて、消費者意見でも有るインターネット上では、

「ブロッキングに大賛成!!」

という、声は少なく、

著作権違反はダメな事だけどを前提において、「意味ない」「一方的すぎる」「必ずしも良い事ではない」

等の今回の決定に、消極的な意見が目立ちました。

消極的な意見の理由としては様々な意見があるようですが、

  • 「通信の秘密」に対する法的整備ができていないまま話だけが進むこと
  • ブロッキングに対する知識が無いまま、安易にブロッキングを合法であると思われる事
  • ブロッキングを実行したとしても海賊版サイトが無くなるわけではないこと
  • 権力により都合の悪いサイトはブロッキングされてしまう可能性がある事(情報操作の危惧)

等、色々な事柄があるようです。

 

NTTドコモはブロッキングをするという事を本決定としている事から、

今後確実にブロッキングは進んでいくと思われます。

ブロッキングが実施され、体制が整ってくれば更なるインターネット上の規制が加速され、実名でしかインターネットに書き込む事ができないような時代がきてもおかしくない所になってきそうですね。

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