コインチェックのNEM(ネム)の追跡の打ち切りはなぜ?行方と影響も 

記憶に新しい、仮想通貨取引所・コインチェックの580億円相当のNEM(ネム)盗難事件から2ヶ月余り。

NEM財団は盗難されたNEM(ネム)の追跡を打ち切ったと発表しました。

具体的には、NEM(ネム)の動きを監視するために配置していた追跡モザイクを無効化したという事です。

今回の追跡打ち切りに対してNEX財団は下記のように発表。

「盗んだNEMをハッカーが換金するのを効果的に妨げ、法執行機関に実用的な情報を提供できた。
捜査に影響するため、我々は詳細を公開する予定はない」

引用:http://venturetimes.jp/cryptocurrency/coin/nem/34577.html

盗まれたNEMが換金されるのを効果的に妨げたという事ですが、詳細は闇の中。

NEM財団はなぜコインチェックから盗まれたNEMの追跡を打ち切ったのでしょうか?

また、盗まれたNEMの行方は一体?打ち切られる事による影響はどうなるのでしょうか?

コインチェックのNEM(ネム)の追跡の打ち切りはなぜ?

ネム財団は2018年の1月26日にコインチェックから流出した580億円分のネムに目印(追跡モザイク)を付けて追跡をしていました。

当初、NEM財団はこの「目印」により、盗難された全てのNEMの動きを追跡・監視できていると発表していました。

これにより、盗難されたNEMは「盗難した所で使用できないものになっている。」という、認識をしていた方が大多数だと思います。

しかし、実際は盗難されたネムは、犯人によりダークネットで販売され、様々な取引所に送金されています。

ちなみに、ダークネットとは、

ダークネットとは、インターネット上で到達可能なIPアドレスのうち、特定のホストコンピュータが割り当てられていないアドレス空間のことである。 ダークネットは未使用のIPアドレスであり、通常はダークネットに対してパケットが送信されることはほとんどない。 しかし実際には、ダークネット上で相当数のパケットが観測されるという。

引用:weblio

上記のようなもので、このダークネットにはダークネット市場というものが存在します。

ダークネット市場とは、

被害者のコンピュータ システムにセキュリティ侵害を行うことで直接的に盗まれた可能性の高いデータ、またはデータベースに対する大規模なセキュリティ侵害の結果盗まれたデータを、サイバー犯罪者が売買している市場の事。

盗難された目印が付けられたNEMは、目印をつけたアドレスからのNEMの入金を制限しなかった交換業者に送金され、その後、他の通貨に大多数が交換されてしまったとみられているようです。

今回の追跡の理由をNEM財団は語っていませんが、要するに追跡がうまくいっていなかった(いかなかった)だけによるものと、言えるのではないかと専門家達には憶測されています。

盗難されたNEM(ネム)の行方とそれによる影響

今回のコインチェックがハッキングされた事によるNEM(ネム)の盗難騒動により、仮想通貨の信用度はもちろん、それまで順調だったNEM(ネム)自体の信用まで大きく下がってしまいました。

盗難されたNEMは結局、犯人より、様々な交換業者に送金され、その大多数が犯人の手元に他の仮想通貨として奪われてしまったという事が予測できます。

信用がさがってしまっているNEMですが、そもそも今回の盗難・流出はNEM自体のセキュリティに問題があったわけではなく、コインチェック取引所の管理体制の緩さからによるもの。

NEM側からしたら良い迷惑意外の何者でもありません。

信頼の少しでもの回復のために、NEMの追跡をやむなくしたが、コレ以上の捜査は逆にNEM自身にも悪影響が生じてくるとしての判断なのかもしれません。

せっかく信頼を増してきた仮想通貨の勢いを止めてしまったコインチェックの盗難事件。

今回のNEMの追跡の打ち切りと、コインチェックの返金開始により一応の終着を迎えそうです。

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